「情熱大陸」大野和士さんの回を見ました
11月2日に放送された「情熱大陸」で、指揮者大野和士さんが出演されていた回を見ました。大野和士さんのことを詳しく知ったのは、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、大野さんが出演されていたのを見た時でした。これが、シャトレ座の奇跡のことも出ていて、素晴らしかったですので、11月2日の情熱大陸の放送は、楽しみにしていました。
大野和士さんは、ベルギーからフランスのリヨンに行かれたので、取材されていたのですね。
大野さんが、日本の病院などを、ご自身がピアノを弾かれて、まわられていたとは、全然知りませんでした。子供でも、病院に入院している人がたくさんいることにも驚きましたが、大野さんがこういう活動をされていることにも、感心しました。
私が番組の中で、一番印象に残ったのは、「指揮者にならなかったらどんな職業につきたいですか」の質問に対して、「マッサージ師」と答えられていたことです。音楽家の方に同じ質問をすると、「今の職業以外は考えられない」とか、芸術関係の仕事をあげる方が多いです。それが、マッサージ師ですから、意外でした。気持ちのいいマッサージというのは、どこを押すかによるのでしょうか。
大野さんは、オペラの解説本を書かれたら、面白そうで読んでみたいです。番組に出ていた、ベルギー最後の、ヴェルディ:運命の力も、フランス最初の、ファリャ:三角帽子
も、曲を聞いているだけよりも、分かりやすい解説があれば、もっと面白かったと思います。