2009年01月
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1月4日放送の「情熱大陸」落語家、立川談春さんの回を見ました。私は、立川談春さんのことを今回の番組で初めて知りました。番組の中で、立川談春の著書「赤めだか」が、10万部を突破しているという紹介を聞いて、「本で10万部を突破とはとてつもなくすごい」と思いました。こんなにたくさんの部数が売れる本は、なかなかないからです。
大阪のフェスティバルホールで落語をされるということ自体にも驚きました。私は、フェスティバルホールには、クラシックのコンサートで、時々行きますが、このホールをクラシック演奏家で満席にできる人は、なかなかいません。ましてや落語はひとりですので、客席を埋めるのはもっと難しいと思いました。でも、番組を見ると、かなりたくさんのお客さんでしたね。それだけでも感心しました。
私は、落語を生で聞いたことがありませんが、聴いてみたくなりました。立川談春さんの赤めだかも読みたくなりました。
「情熱大陸」第21期竜王戦を見ました
12月28日放送の「情熱大陸」羽生善治さんと、渡辺明さんの第21期竜王戦特集を見ました。
第21期竜王戦は、私もとても気にしていて、全7局の衛星第2テレビの生中継を見ていました。(ほとんど録画しておいて後で見ました。)でも、第7局は、午後6時半頃から生で見始めて、本当の放送時間は、午後6時45分まででしたが、終局が近いということで、放送が延長になり、午後7時まででした。午後7時直前には、「羽生名人のこの手は、羽生さんが勝ちを読みきった手」という解説でしたので、羽生さんが勝ちだと思っていました。
結果が分からないまま、他のことに手がつかないと思い、衛星放送が終わった午後7時にすぐにパソコンをたちあげました。インターネット中継を見るためです。私のパソコンは、たちあがるのに10分かかります。すぐに竜王戦中継のページを見に行きましたが、最初はタイムアウトになってしまいました。もしかして、つながらないかな、と思いましたが、2分ほど待ってつないだら、つながりました。そして竜王戦ブログを見ると、「渡辺リードか」という見出しの記事がありました。「一体どういうことだろう。10分の間に何がおこったのだろう」と思いました。それから、中継を見ていて、結局午後7時半に「後手(渡辺竜王)勝ち」の表示が出て、びっくりしました。
こういうわけで、12月28日の情熱大陸は、楽しみにしていました。いきなり、野球の野村監督が出てきたのには、どうなってるのかな、と思ってしまいました。番組の最後が羽生名人のインタビューだったということは、羽生さんが3連勝した時点で、羽生さんの勝ちだと思って、番組の台本が書かれたのかな、と思いました。インタビューの質問もよくなかったです。「渡辺竜王が勝った理由は?」なんて、よく羽生さんに聞けたと思います。インタビューアーが将棋を知らないから聞ける質問ですね。
でも、番組では、渡辺さんのパリでのホテルの部屋の様子や、パリの競馬場の様子を見られたのは良かったです。第3局で、渡辺さんが岩手からひっそりと帰るところをカメラが追いかけていくなんて、渡辺さんには、気の毒な気もしましたが、「情熱大陸」ならではですね。
3月に情熱大陸×羽生善治・渡辺明・佐藤康光・谷川浩司 [DVD]が、発売されるようですが、こちらのDVDは、いい編集であることを願っています。
「情熱大陸」は、せっかく膨大な時間、カメラをまわしているのですから、棋士の方へのインタビューが、うまくできていれば、もっといい番組になったと思います。
先日、NHKの100年インタビューで、羽生さんへのインタビュー番組がありましたが、こちらは、インタビューのみでもとてもいい番組でした。見習って欲しいです。